三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

卒業生の進路で考えるニコラとPichileの実力差

卒業生の移籍状況

f:id:GYOPI:20150710010525g:plain:rightPichile(ピチレモン)と、ニコラの卒業生について、卒業後の、お姉さん雑誌への移籍状況をまとめてみました。

今回は、特に移籍先として、人数的に多くなっている「セブンティーン」と「ポップティーン」の2誌に限定し、過去5年分さかのぼった集計です。

セブンティーン行き

nicola     ■Pichile
西内まりや('10) 江野沢愛美('13)
立石晴香 ('11)
古畑星夏 ('13)
藤麻理亜 ('14)
飯豊まりえ('14)
岡本夏美 ('15)
黒崎レイナ('15)


ポップティーン行き

nicola     ■Pichile
藤田ニコル('14) 前田希美('10)
荻原里奈 ('15) 志田友美('13)
澤田汐音 ('15)


ニコラの圧勝

ピチモ卒業生のセブンティーン行き実績は、後にも先にも、唯一江野沢愛美ちゃんだけ。まなちゃんといえば、Pichile時代の表紙回数24回で、歴代3位という大エース。

そんなエースが、ピチモ卒業生として、史上はじめてつかんだセブンティーン行きが2013年。ですが、なかなかそれ以来、後が続きません。

一方のニコラといえば、上の一覧表を見るまでもなく、セブンティーン実績多数。こんな感じで、2010年以降は、ほぼ定期的に毎年1人を排出。ここ2年に限ると、各年2人ずつ送り込んでいます。

Pichileの牙城(がじょう)

ポップといえば、Pichileの卒業生にとって、かなり相性のいい雑誌。なんといっても、前田希美ちゃん&志田友美ちゃんという、Pichileの誇る"2大エース"が、揃って移籍し、今も同誌でトップクラスの活躍していることからも明らかです。

これに、「Pichile⇒ポップ」コースの開拓の元祖、2006年卒業の三輪麻未さんも含めると、Pichileのポップ実績は3人ということで、とりあえずは同誌がPichile卒業生の最大の受け皿となっています。

ニコラが侵出

で、そんなPichileの伝統的な牙城を切り崩すべく、着々とニコラが侵攻中。2014年には、今、タレントとしても話題の藤田ニコルちゃんが入ると、今年は、澤田汐音ちゃん&荻原里奈ちゃんがまとめて加入。

こうして、ポップ誌内における勢力を一気に拡大してきたと同時に、ニコラ卒業生の新しい移籍先として、もはやすっかりポップティーンが定着してきた感じです。

Pichileの弱さ

以上まとめると、ニコラの卒業生に比べ、いかにPichile卒業生の、その後のお仕事の選択の幅が狭いか、モデルのお仕事の数自体が少ないか、よく分かります。ようするに「行き止まり」。

Pichileを卒業すると、芸能活動の機会が一気に減少。巷(ちまた)いわれる、「Pichileは卒業後お仕事がなくなる」「卒業後は顔を見る機会が少なくなる」は、ある意味、本質を突いているともいえます。

もちろん、ピチモ時代からPichile以外でも活躍の場の多い事務所所属組や、アイドルユニットメンバーは別ですが、それらは、いずれも非オーデが常。

純粋なピチ読者出身のオーデ組にとって、Pichile卒業後も活躍の場があるというケースは、かなり少ないというのが現状で、ピチモ卒業と同時に芸能活動引退というケースもかなり多いのです。

SNRS世代は?

実際、2014年にPichileを卒業した「SNRS世代」はどうでしょうか。リーダー山口乃々華ちゃんを筆頭に、全部で10人もいるところ、その実、誰一人として、セブンティーンやポップをはじめとする、世間一般に名を知られた有名お姉さん雑誌へ移籍していません。

対して、SNRSと同世代のニコラ卒業生は、上述のニコルちゃんの他、セブンティーンへは2人が行き、合計3人も移籍を果たしました。

続いて、今年の卒業生はどうか。Pichileは、今年も相変わらず実績ゼロなのに対し、ニコラは現時点で、上の一覧表の通り、なんとすでに4人もが移籍決定。もはや、両誌の間の実力の差は、開くばかりといえます。

圧倒的な差

ということで、これこそが、先月に書いた「オーデ制度の欠陥(けっかん)」と並ぶ、ニコラに対し、Pichileが決定的に劣っている部分です。

いくらPichile時代に人気があっても、いくら活躍したとしても、卒業後の道の選択が限られているのでは、または、卒業後にモデルが続けられないなら、ピチモになることへの魅力は半減してしまいます。

将来を考える上で、こんな現状を見せられたら、誰だってニコラのほうがいいと思って当然ではないでしょうか。

Pichileの課題

オーデ制度の改正とともに浮かび上がった、Pichileにとって、残すもう1つの大きな大きな課題。

それは、卒業生を1人でも多く、モデルとして次の雑誌に送り込むことができるようになること。ようするに、読者に将来性があることを示すこと。

となると、今回のPichileの「ちょいオトナ路線」リニューアルは、まさに上級誌への移籍実績をつくるためには、願ってもない好都合。

次世代に期待

さすがに、りこはる世代からの移籍となると、ちょっとまだまだ厳しいかもしれませんが、リニューアル効果も加わる次世代、つまりは、現高1世代には、山崎紗彩ちゃん&吉村花音ちゃんの「本格モデル系ツートップ」はじめ、小川涼ちゃんや青島心ちゃん、中澤瞳ちゃんなどなどスタイル抜群&オトナ系も多いわけで、期待できそう。

今後、Pichile卒業生のお姉さん雑誌への移籍実績が、どう積み上げられていくか、やや長い目で注目していきたいと思います。