■リニューアルの歴史
次号からのピチレモンの大幅リニューアルが発表されてから1週間たちました。
もちろん、ピチレのリニューアルは、今回が初めてということではありません。
ピチレには、創刊以来、29年と1ヶ月の歴史があるわけで、その間、様々なリニューアルが繰り返されてきたわけです。
ということで、今日の三月の転校生では、これまでのピチレのリニューアルの歴史を、主に表紙やタイトルロゴなど、外形的観点からまとめてみます。
■ピチレのリニューアル史
■創刊から1995年
上段の左が、1986年の創刊号。表紙は専属モデルではなく、こんな感じでイラストでした。右側の女の子が、当時のピチレのマスコットキャラ「レモンちゃん」です。
上段の右に行って、1995年の10月号。ここで初めて、表紙が写真に変化し、モデルを務める女の子が登場するようになりました。
なお、当時のモデルは専属制でなく、2000年台の前半あたりまで、同系誌とのかけもちが主流。かつ、自前のオーディションも行われていなくて、全てのモデルが事務所に所属する非オーデでした。
■2000年前後
2段目の左は1999年2月号。ここで、大幅リニューアル。版型が変わりました。それまでは、B5版だったところ、新たに現在のサイズであるA4に。まさに、今回のリニューアル同様、一回り大きくなりました。
で、2段目の右が2001年5月号。一見「どこが変わった?」と思われがちですが、タイトルロゴが変わりました。上の画像をよく見ると、「ピチ」と「レモン」の間に、花びらのようなマークが入っているのが分かると思います。
以来、現在に至るまで、全ての号のタイトルロゴは、「ピチ」と「レモン」の間に、花びら他、ハートや星マークが入るようになりました。
■現在
ということで、それ以来、少なくとも外見上の大きなリニューアルはなく、よって、2001年5月号と、下段左の今月号と比較しても、ほとんど変化していないことがわかります。
実際、変化といえば、表紙モデルが、タイトルロゴの前に出るようになったことで、ロゴがほとんど見えない状態になったことくらいでしょうか。
■ロゴをいじるのはタブー?
そして、下段の右。2015年7月号は「見本」ですが、それでも、これまでのピチレの路線とはかなり異なった感じ。まさに、全く別の雑誌に見える気がします。
なにより、理由は、タイトルロゴが変わったこと。上の画像を見てもらうと分かりますが、これまで曲がりなりにも、ロゴだけは、ほとんど変わっていません。
創刊以来、あの「ピ」や「チ」の、大げさな"ハネ"。古くさいながらも、親しみやすい、あのタイトルロゴが、ついに一新されることになります。
■まとめ
ということで、来週の三月の転校生は、ピチレのリニューアルに関し、もう一歩踏み込んだ特集を予定しています。
リニューアルに至った経緯や、他誌(ラブベリー&ハナチュー)のリニューアルの歴史との比較、さらにはその結末について、まとめてみたいと思います。