■リニューアル発表
本日発売、ピチレモン6月号にて、次号より、ピチレが大幅リニューアルされることが発表されました。
主な変更点は、次の3つ。第1に「本誌のサイズが変わる」。第2に「タイトルロゴが変わる」。そして第3に「定価が変わる」。
以下、最も重大な変更となるタイトルロゴを中心に、それぞれの変更点について、詳しく解説していきます。
■(1)本誌のサイズが変わる
7月号から、本誌が一回り大きくなります。いまのサイズが「A4版」ですが、これが「A4ワイド版」に変更。
具体的な大きさとしては、「セブンティーン」や「non-no」といった、一連のお姉さん雑誌くらいの大きさになるわけです。
■(2)タイトルロゴが変わる
実は、個人的に事前に聞いていたのは「誌名が変わる」ということで、本日分の三月の転校生の原稿も、すでに「『ピチレモン』の名前が、休刊とは別の形で消える」といった感じに作ってあったのですが、実際はちょっと違いました。
6月号本誌をお持ちの方は、4ページ右に小さい文字で「誌名はそのままです」とあるのが確認できると思いますが、ようするに「ロゴの変更」。
■「ピチレモン」から「Pichile」へ
具体的には、表紙の上のタイトル「ピチレモン」の文字をはじめ、本誌目次の文字や、ピチレモンネットのロゴ。
さらには、ピチレのイベントでのポスターや、ステージ上の看板の文字などなど、とくかく、一切のピチレをあらわすロゴが、今後は「Pichile」に統一されることになります。
■ようするに何が変わるのか?
以上を簡単にまとめると、いまの「ピチレモン」のロゴが変わる。そして、一般的な呼び名(通称)が変わるだけ。
あくまでも、雑誌名(正式名称)は「ピチレモン」のままで、部数データの統計資料や、販売上の扱いも、そのまま変わりません。
ということで、1番のポイントは、ピチレのロゴが変わることで、とにかく「表紙見栄え・印象」が一変することくらいではないでしょうか。
■(3)定価が変わる
最後は、お金のお話です。現在、ピチレモンの定価は510円となっていますが、これが今回のリニューアルをきっかけに、大幅値上げとなります。
なんと、その額550円に。サイズが大きくなることが原因の1つなのかもしれませんが、この時期の値上げは、読者に厳しいところ。
ニコラは今月号も次号7月号も500円であり、それと比べ明らかに高額。このままでは、さらなるピチレの読者離れも心配され、両誌の部数の差は、ますます広がりかねません。
■まとめ
以上、本日発表されたピチレのリニューアルについて、見てきましたが、どう感じたでしょうか?
確かに、新しい印象はもたれるでしょうが、果たしてこれで「買ってみたい!」「ニコラをやめてピチレにする!」といった新規ピチ読が増えるかどうかは、正直なところ疑問もあります。
ということで、最新の部数の現状を確認する意味でも、明日の三月の転校生は、つい先週発表されたばかりの部数ネタ。題して「最新部数2015!ニコラとの差はここまで広がった」となります。