三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

新ピチモの明暗2014

ピチモになって半年で

f:id:GYOPI:20141123022034p:plain:right2014年実施のピチモオーディション合格者、杉本愛莉鈴ちゃん、岡田結実ちゃん、佐々木莉佳子ちゃん、黒川心ちゃん。

本誌お披露目から半年がたち、この間の登場数や登場ページの傾向から、じょじょに4人の序列というか、編集部の期待&扱いが見えてくる時期となりました。

そこで今日の三月の転校生では、「新ピチモの明暗2014」と題し、これまでの4人の歩みを比較して、現時点での勝ち組・負け組を出してみます。

登場ページ数の推移

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グラフ解説

このグラフは、新ピチモ4人について、これまでのピチレモン本誌での登場ページ数を、各号ごとに表したものです。

縦軸に「ページ数」、横軸に「月号」を取り、それぞれ、青線が愛莉鈴ちゃん、ピンクが結実ちゃん、オレンジが心ちゃん、緑が莉佳子ちゃんとなります。

将来のエース候補

上のグラフからも明らかなように、一貫して同期トップ。とにかく、圧倒的な登場数を誇る愛莉鈴ちゃん。ピチモになって4カ月目となる10月号では、イキナリ全ピチモの中でも、総合登場数トップを取ったのは記憶に新しいところ。

実際、このペースは、2012年オーデ組のトップで、現エースの福原遥ちゃんさえも上回るスピードといえます。

しかし、それもそのはず。ニコプチ時代からのモデル歴も併せると、今年が4年目ということになり、現高1と同等の長さ。さらに、読モ時代まで含めると、5年を超えることになり、まさに現役ピチモで断トツのナンバーワンとなるのです。

ということで、愛莉鈴ちゃんは、旧編集部から、"ピチレの部数アップの切り札"として、大きな期待を持って迎えられたといえます。で、現在の状況はと言えば、しっかりとその期待に応えつつ、順調に読者人気もアップしていっている最中。

そして、新編集部となった今、改めて「のあ・ゆい・まりりんの次世代エース連載」がスタートしたように、まさに"将来のエース候補1番手"は不変といえそうです。

新体制で一気に推され

結実ちゃん。当初は、それほどパッと目立つ活躍がなかったものの、月日がたつにつれ、グングン推されて来る様子が、一直線の右上がりとなっているグラフ(ピンク線)からも明らかです。

11月号の「ピチモ運動会2014秋」では、いよいよその面白キャラが爆発。森高愛ちゃんの後を継ぐ、ムードメーカー役が確定したところ。

続く12月号では、目を見張るほど登場数がアップ。なんと、総合3位となった上、同号の「ピチモ名鑑」では、エースコンビ「りこはる」に続く3番目に、りこはると全く同等のスペースで掲載されるという快挙も達成。一気に、同期トップ云々ではなく、全ピチモの中で、トップグループの仲間入りを果たしました。

上の愛莉鈴ちゃんのところでも書いたように、「次世代連載」のメンバーにも選抜。新編集部の下、愛莉鈴ちゃんと共に、将来のエース候補と位置づけられます。

唯一の小学生ピチモ

ピチモ最年少、ピチモで最も小さい身長の心ちゃん。「ピチモでただ1人の現役JS」という武器を存分に生かし、愛され妹系後輩キャラを確立。今月号でも、撮影で一緒になった日達舞ちゃんから、「ちっちゃくてかわいかったぁ」と評されています。

もちろん、愛莉鈴ちゃんや結実ちゃんのようにトップクラスの登場数とまでは行かない上、グラフ(オレンジ線)の通り、月によって、大幅な増減もありますが、それでもここ2カ月は、上位で安定。

なにより、年明けからは、毎年恒例「春から新中学生になる人に向けた進学準備特集」が始まるわけで、リアルJSとして、その主役になるのは確実。読者と同世代の代表として、今後、ますます活躍の場は増えそうです。

スケジュールが取れないパターン

莉佳子ちゃん。グラフ(緑線)からも一目瞭然、数字の上では、圧倒的に本誌の登場が少ないのみならず、新ピチモの読者お披露目がなされた、夏のイベント「ピチレモン ガールズサマーフェス」も、ハロプロ研修生公演のリハと重なったため、ただ1人欠席。秋の一大イベント「ピチモ運動会2014」も、同様に欠席。他の同期3人と比べ、どうしても、読者へのアピールが弱くなってしまっています。

また、この10月には、「スマイレージ」の新メンバーに選ばれたことで、今後ますます、ピチ撮のスケジュールが取りずらくなことが予想されます。

実際、同様のケースとしては、全盛期のSUPER☆GiRLSのセンター前島亜美ちゃんや、ハロプロの先輩でBerryz工房菅谷梨沙子ちゃんがあげられます。

両者、スケジュールがなかなか取れないときのピチレの撮影は、「早朝」に「ひとりで」という環境が多く、本誌への出番は、かろうじて確保されました。

とはいえ、メーンとなるファッションページは、複数人ピチモで構成されるのが基本。さすがに、ひとり撮影によるソロページとなると、ページ数は限られ、扱いも小さくなりがち。

ということで、これからも、別撮りでメーク&ヘアアレページが中心となりそう。莉佳子ちゃんにとっては、本業が忙しいのは嬉しいことである反面、ピチレでの活躍が少なくなるのは悩ましいところです。

まとめ

通常、半年たつと、だいたいオーデ同期の中でも、「この子は勝ち組」「この子は干され組」と、おおよそのグループ分けが見えてくるものですが、今年は、ちょっと様子が違います。

愛莉鈴ちゃんが、はるんちゃんを上回るペースで大活躍し、それを結実ちゃんが急激に追いかける。心ちゃんは心ちゃんで、大活躍とまではいきませんが、今月号でいうと「はまりものランキング」や「メークページ」、先月は「アフタースクール当番」といった感じで、とにかく要所要所に起用。最年少らしく、大切に育てられている印象です。

一方、登場数では、上記3人から大きく後れを取る莉佳子ちゃん。ですが、こちらは「スケジュール」という強力な制約がある中、それでも9月号では「ピチレ学園」、10月&11月号では「メーク・ヘアアレ」と、そこそこ見せ場もあり、存在感を発揮しています。

ということで、今年のオーデ合格者は、いずれも歴代でも稀に見る高レベル。いまのところ、取り立てて明確な勝ち組・負け組の峻別はなされていない情勢にあるといえそうです。