三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

ゆうみんの取扱説明書

ゆうみん特集

歴代ピチモの中で、読者人気ナンバーワン。去年3月に「ピチレモン」を卒業後、現在は「ポップティーン」の専属モデルを務める志田友美ちゃんに関する特集です。

具体的には、Eテレで放送中の番組「すイエんサー」への出演歴を基に、そこから、友美ちゃんが最も活躍できる条件、友美ちゃんの魅力が最も発揮される状況を考えます。

すイガール完敗

まずは、きのう放送の「すイエんサー」。ようやく、これまで3週に渡って続いた大型企画「知力の格闘技 part10」の決着がつきました。残念ながら、友美ちゃんも参戦した、すイガールチームの敗退ということで、これで同企画が始まって以来の通算成績は、5勝5敗の五分となります。

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シリーズの不満点

とはいえ、どっちが勝とうが負けようが、ぶっちゃけどうでもいい話。そもそも、この一連の対戦シリーズの放送は、毎回きまって「すイガール」と「対戦相手」、双方の動きをレポする形で交互に進行するので、実質、すイガールがメーンで映る映像は、通常ロケの半分となってしまうわけです。

ピチ読として、ハッキリ言って何の興味もない一般の大学生や教職員がメーンとなる映像を、ただ延々と見せられても、まったく面白くないわけで、すイガールチームのシーン以外、退屈この上ありません。

ということで、ようやく来週から、待ちに待った通常ロケの新作放送が再開となり、ホッと一安心といったところです。

ゆうみん不発

で、ここからが本題。今回、すイガールが負けてしまった対戦シリーズですが、チームの一員にして次期センター候補の筆頭、「ゆうみん」こと志田友美ちゃんの活躍&存在感が、全く無かったことに気付いた人も多いと思います。

谷内里早ちゃんは、すイガール最年長にして、これまで10回あった同シリーズに総出演。チームのリーダー格であり、存在感も抜群です。岩田宙ちゃんも、持ち前の声の大きさと、グイグイ前へ出る性格で、十分に目立っていました。また、チーム最年少となる小林玲ちゃんはといえば、その控えめな性格&クールキャラにも関わらず、要所要所で重要なアイデアをヒラメく貴重な存在。

ようするに、唯一、友美ちゃんだけが、3週にわたる放送だったものの、イマイチ見せ場がないまま、終わってしまったというわけです。

すイガールの相性

言うまでもなく、今回のメンバーの中で、ピチレモン専属モデルとしての実績は、友美ちゃんが圧倒的。なにしろ、表紙通算28回、うちソロ2回というのは、ピチレ28年の伝統、200人を超える専属モデルの頂点なわけで、例えば、前田希美ちゃん(表紙23回で歴代3位)をも、遙かに上回っているのです。

一方で、今回共演した年長組のリサちゃん&宙ちゃんはといえば、年齢こそ友美ちゃんより上ではありますが、ピチモとしては、完全な「干され組」。2人ともに、ピチモ時代、とくにコレといった実績を残せず、それぞれ表紙ゼロのまま卒業しています。

ゆうみんが活躍する条件

ということで、こうした「年上なのに格下」(それもテッペンと最底辺)という共演者の条件に加え、そもそも、友美ちゃん持ち前の"気まぐれで自由奔放な性格"こそが、この台本ナシ&総アドリブというロケ番組で、イマイチ活躍できない原因といえそうです。

であれば、これを逆手に取って、友美ちゃんを上手に「扱える子」、もしくは上手に「魅力を引き出してあげられる子」が共演者に1人でもいると、それこそ水を得た魚のように、アイドルオーラ全開、魅力全開の「センターゆうみん」が見られる条件となりそうです。

成功例

では、いった誰が共演者にいると、自然体の友美ちゃんが発揮されるのでしょうか。過去の放送を例に挙げつつ、具体名を出して検討していきましょう。

近いところで、今年5月の「クロワッサンの回」。この回の共演者には、現役ピチモ時代の"相方"にして最良のライバル江野沢愛美ちゃんがいました。ここでは、スタッフからの指令に「えー、やだぁ!」「めんどくさい!」などなど、本領発揮。まさに、自然体の魅力全開となっています。

また、去年の「フライングディスクの回」。この回は、お仕事でのつながり云々ではなく、とにかくプライベートでも最大の親友という山田朱莉ちゃんが共演者。おなじみ、指令を「やらないよ」「行かないよ」と拒否するのはもちろん、朱莉ちゃんの失敗に「こらっ!あかり」とツッコんだり。さらには、誰もが達成できなかった"的当て"を、最後の最後に1人成功させ、"持ってる"ところも見せました。

その他、イベントでの「公開楽屋トーク」や、DVD特典映像「楽屋トーク」では、やさしく話を振って、イチイチ気にかけてくれる、まえのんとのやりとりや、一転、「まったく、ゆうみは!」「ホントこのコは!」とガンガン厳しくツッコむ黒田瑞貴ちゃんとのやりとりは、まさに生き生きしてる姿が印象的です。

失敗例

一方で、失敗ケース。今回のリサちゃん&宙ちゃんは失敗の代表例。また、近いところでは、山口乃々華ちゃん大活躍の「ボールペンのインクの回」。ここでは、なんと友美ちゃん以外の3人全員が、年下組。自分が最年長ということで、ホントはリードしなくてはならないところ、結局、ののちゃん任せとなり、まったく魅力が発揮できませんでした。

あとは、ちょっと前に再放送もあった「ムーンウォークの回」。ここでは、2人だけでバリバリ進行させる親友コンビ、藤井千帆ちゃん&宙ちゃんがいたこともあって、完全な"省エネモード"の友美ちゃんが見られます。

ゆうみん取扱説明書

ということで、結論。心底、気心が知れた同期&親友タイプ(⇒あかりん&まな)。遠慮せず、厳しくガシガシとツッコんでくれる先輩タイプ(⇒みみ)。やさしく、ちょっとした行動&ボケもイチイチ拾ってくれる気配りタイプ(⇒まえのん)。

こういったメンバーが共演者にいる回こそ、友美ちゃんがホントに輝ける回といえます。すイエんサーのスタッフさんには、今後のロケメンバーの人選際、ぜひぜひ上手くやってほしいと思います。
⇒参考:志田友美プロフ