三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

通常定価と特別定価

3年ぶりに通常定価が改訂

今月号から、ピチレモンの通常定価が改訂され、510円となりました。これは、2011年6月号にて、450円から470円へと20円アップして以来、なんと2年10か月ぶりの改訂。今回は、大幅40円のアップとなります。

するとここで、「2月号は、もう550円だった」「3月号も520円だった」と思う人もいるかもしれません。しかし、この550円や520円といったものは「特別定価」であり、今回、改訂された通常定価とは異なります。ということで、以下、ちょっとした定価のお話。

通常定価と特別定価

ピチレの定価には、「通常定価」と「特別定価」の2種類があります。通常定価とは、ピチレの本来の値段のことで、定期購読の年間料金を計算するときに、1冊あたりの金額として使われます。具体的には、「通常定価 × 12か月分」が、年間購読料ということになります。

一方、特別定価とは、その名の通り、特別な定価です。なぜ特別かというと、本来の通常定価「470円(先月号まで)」や「510円(今月号)」より、高いからです。

つまり、決められた470円や510円という通常定価があるにも関わらず、「豪華付録!」や、「ページ数アップ!」「新年特大号!」などなど、テキトーな理由をつけて、毎月毎月20円や30円程度上乗せし、これを「特別な定価」として売っているわけです。

ちなみに、表紙の定価が表示されている部分を見るとわかりますが、ここ数年、全部の号が「特別定価」となっていて、通常定価で売られた号は、1冊もありません。ようするに、特別定価とは名ばかり、単なる値上げの口実となっていたりします。

まとめ

2月号が550円、3月号&4月号がともに520円。もはや、今年になって定価の500円ごえは当たり前。これでは、いくらなんでも「通常定価470円」というのは無理があります。そこで、この実態に合わせる意味でも、今回、約3年ぶりに通常定価の改訂が行われたというわけです。

なお、今回の改訂に伴い、年間定期購読料も、「470円×12か月」から、「510円×12か月」へと、合計480円ほどアップしましたので、これから申し込もうと思っている人は、注意してください。