三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

ピチレモン3月号の定価

3月号は520円

2月1日に発売となる『ピチレモン』の最新号、2014年03月号の定価が判明しました(⇒参考:Amazon)。現在発売中である2月号の定価が、過去最高値となる550円だったこともあり、このまま500円台の中盤で定着するのか、それとも、これまで通りの490円に戻るのかを占う意味で、3月号の価格設定が注目されていたところです。

で、実際に発表された定価はというと、なんと520円。これは、先月号に次ぐ、ピチレ史上2番目の高さとなります。同日に発売となるライバル誌『二コラ』3月号が480円ですので、こうしてみると、明らかにピチレの定価の高止まり感アリアリ。

マイナスの悪循環

ただでさえピチレは、二コラに部数で12万部以上も負けているわけで、これに、値段が毎号50円近く高いとあっては、その差を縮めるどころか、ますます読者離れを加速させかねません。

たしかに、定価をアップすれば、その分だけ、編集部に入ってくる売り上げ(収入)も増えます。しかし、それは読者数が変わらないという前提があってのもの。もしも、高すぎる定価で、読者自体が離れてしまっていっては、逆に売り上げは減ってしまいます。

まさに、「部数が減る」→「売り上げ(収入)を上げるため定価アップ」→「さらに部数が減る」の悪循環に入ってしまっていないか。編集部には、今後の定価の設定につき、より慎重に検討してほしいと思います。