イメモ・サプライズ事件簿
◆いめもさぷらいずどゆう
まだちょっと先になりますが、じょじょに2021年度のイメモが発表される時期が迫ってきました。
林芽亜里ちゃんたち現中3世代は、いったいどんな感じになるのでしょうか?
きょうは過去のイメモ配置で起こった「サプライズ」について整理した上で、今年のイメモ予想のポイントをまとめます。
◆サプライズとは?
サプライズの定義について、読者によって多々あるようですが、基本的に「誰もがイメモになると予想した大物が外れるパターン」と「とてもイメモに届かないようなコが抜擢されるパターン」に2分されます。
まあ、大物が落ちるからこそ、その抜けた穴に意外なコの抜擢があるわけで、言ってみれば両者は表裏一体。
ということで以下、過去に起こった読者驚愕のサプライズ事例を見ていきます。
◆参考:歴代イメモ一覧(過去5年分)
◆2018年度の場合
近年、最大のサプライズとされるのが2018年度のイメモ配置。初代ニコラ生徒会長に就任した川床明日香さんが、落選となったことです。
本人も「4年間頑張ってきたのに…と寂しくなった」「1年後、やっぱりアスカにイメモやらせるべきだったと言わせてやる」と語っているように、相当くやしかったよう。
実際、川床さんは生徒会長になるくらいですので、中3終わり時点での読者人気は世代トップクラス。
表紙回数も、最終的に同世代でトップとなる9回ということで、実績的には申し分なし。まさに、イメモから外れる理由が、皆無だったわけです。
◆大波乱
しかし、ふたを開けてみれば、川床さんはすべてのイメモから落選し、会長職の専任となりました。
当時のイメモ予想では、誰もが川床さんを3ブランドいずれかに入れていたため、ほぼ全員の予想が外れるという大波乱の結末。
ということで、この2018年のケースが大物落選サプライズの代表例となります。
◆2020年度の場合
大物落選パターンといえば、現高1(5G世代)の安村真奈ちゃんも同様のパターン。
中3の終わり、イメモが発表される直前。すでに真奈ちゃんの人気は、5Gでトップクラスとなっていたところ。
当時、持ち前のスタイルの良さはもちろん、プチ時代から培われたモデルとしての実力から、少なくともイメモは確定と見られていました。
ところが結果はといえば、役職はもちろん、イメモすら落選。真奈ちゃんは、まさかの完全無役となったのです。
◆編集部のミス
とはいえ、その後の真奈ちゃんがどうなったかは、みなさんご存じの通りです。
最後の最後、「晴れ着(2月号)⇒ピン(3月号)」と2号連続で表紙になったことで、奇跡の大逆転。真奈ちゃんこそが5G世代のトップであることが証明されることになりました。
それにしてもいま思えば、やっぱり真奈ちゃんをイメモにしなかったのは、編集部最大のミスといえそうです。
◆2019年度の場合
2019年度の白井杏奈ちゃんも、分類としては大物落選パターン。
なにしろ、中2でハワイ&初表紙、さらにはレピピブックまで経験したように、近年まれに見るエリートコースをまい進中だった杏奈ちゃんが落選したのですから。
ただし、上記2人のケースと決定的に異なるのは、それが自業自得であるということです。
◆自業自得
中3の秋、杏奈ちゃんは若干太ってしまったことで、すでに決まっていた表紙&巻頭特集を、別のコに差し替えられてしまいます。
同時に編集部から、マネージャーさんを伴っての呼び出しを食らい、そこで提案されたのがラストチャンスとしてのダイエット企画でした。
ところがところが、せっかく与えらえた3号連続のダイエット企画を終えた結果、まさかのプラス体重という。
その瞬間、杏奈ちゃんのイメモ&役職ナシが決定したわけですが、期待していた読者にとっては、まさに別の意味でサプライズといえるわけです。
◆2016年度の場合
続いては、意外な抜擢ケースも見ていきます。過去最大の抜擢といえば山本優奏さんに他なりません。
そもそも2017年度といえば、久間田琳加さんと鈴木美羽さんのツートップが圧倒的な存在感を放っており、注目は最後の3枠目に誰が滑り込むか。
で、結果的にラブトキのイメモに抜擢されが、山本さんだったのです。
◆表紙ゼロでイメモ
ここで、いったい何がサプライズかといえば、それはイメモ就任当時、山本さんの表紙回数がなんとゼロだったのです。
イメモが表紙未経験というのは前代未聞のこと。そんなわけで、就任時(高1の6月号)に表紙経験ナシというのは、後にも先にも山本さん、ただ1人となっています。
ただし、その後の山本さんはといえば、「YUKA+YOU」「ユカ's ファッションドリル」と、ピン連載を持つまでに成長し、個性派の人気モデルとして名を残しました。
◆2017年度の場合
青島妃菜さんがイメモになった2017年度も、意外な抜擢サプライズに分類されます。
当時の高1は、香音さんと清原果耶さんのツートップ。2016年同様、注目は3枠目に集まっていました。
で、そんな3枠目のラブトキを、同世代の中で最も遅く表紙になった青島さんが勝ち取ったのです。
小6合格で世代表紙最速の本命小林恵月さんでも、「おはガール」「ふわふわ」としてニコラを代表する王道アイドル中野あいみさんでもなく、最も後発の青島さんがイメモになったことは、当時の読者に驚きをもって受け止められました。
◆5年連続でサプライズ
こうしてみると、2016年が山本さん抜擢。2017年が青島さん抜擢。2018年が川床さん落選。
2019年が杏奈ちゃん落選&藤本リリーちゃん抜擢。そして2020年が真奈ちゃん落選。
少なくともここのところ5年連続で、読者人気1位、2位、3位の3人が、そっくりそのまま順当にイメモに収まったことは1度たりともないのです。
◆編集部の意地
その心は、多少は「先見の明・青田買い」「日の当たらない真の実力者の抜擢」といった面が無くもないですが、大部分を占めるのは「読者の予想通りの結果にしてやるもんか!」という編集部の意地。
もはや、毎年必ず1枠はサプライズを潜ませてくることが恒例になっていて、それこそが予想を難しくしている最大の要因といえるのです。
◆必ずサプライズがある
ということで、5年続いてきたからには、今年のイメモ配置にも、必ずサプライズがある。
要は、「めあここむーちょ」の上位3人でキッチリ硬く収まることは絶対にないということです。
あとは、上位陣から誰を外して、代わりにサプライズ枠として誰を加えるか。この”出し入れ”こそが、今年のイメモ予想の最大のポイントとなりそうです。
公式発表より早く今年のニコラ進級を知る方法
◆ニコ☆プチ4月号
22日発売、ニコ☆プチ2021年4月号の表紙は近藤藍月ちゃんと森崎美月ちゃんの2人でした。
ニコラへ進級するための最低ラインは「表紙2回以上」ですので、これで今年のニコラ行きは、今回の2人と、中山あやかちゃん、犬飼恋彩ちゃん、そして藤岡舞衣ちゃんの5人に絞られました。
◆進級を事前に知る
そんなニコラ進級が正式に発表されるのは、今年の場合、4月22日発売のニコプチ6月号。
ただし、それより一足早く、ほぼ100%の確度で今年の進級を知る方法が存在します。
そこで以下、実際に過去の進級の的中例を示しつつ、判別法を見ていきます。
◆判別法
まあ、判別法とはいっても、それほどたいしたことではありません。単に、6月号の表紙が分かればいいだけです。
とにかく、論より証拠。さっそく具体的にやってみましょう。
以下に示すのは、過去10年分の6月号の表紙モデル名をまとめたリストです。
◆各年6月号の表紙
※2014年はニコラ進級ナシ
◆この中にいる!
リスト中、名前が赤枠で囲われているのがその年のニコラ行きとなります。
するとこの通り。唯一の例外となる2012年以外(澤田汐音さんが進級)、実に90%の確率で6月号の表紙モデルの中に、その年の進級が含まれているのです。
しかも、一気に進級枠が2~3へと倍増した、2018年以降はますます傾向が分かりやすくなっています。
◆そのまま表紙
2018年の場合、安村真奈ちゃん、町田恵里那ちゃん、高田凛ちゃんと、6月号の表紙3人がそのまま進級。
同様に去年も、表紙になった関谷瑠紀ちゃん&高比良由菜ちゃんがそのまま進級。
一方で、林芽亜里ちゃん&阿部ここはちゃんに加え、瀬戸琴楓ちゃん、田中杏奈ちゃん、藤本木音ちゃんという、後にミスセブンティーンとなる3人もいることからニコプチ史上最強世代とされる2019年は、あまりに高レベルだったため、進級「めあここ」による独占表紙とはなりませんでした。
◆最強メンバー
では、なぜここまであからさまに、6月号の表紙に未来のニコモが含まれるのでしょうか?
そもそもニコプチは、ニコラと異なり、卒業号である6月号でも、その年の卒モ全員がそろって表紙になることはありません。
芽亜里ちゃんたちが卒業となった2019年6月号の場合、たしかに7人と大人数の表紙ではありますが、それでも卒モ11人からの選抜メンバーです。
要は、最後となる表紙には、各年とも選び抜かれた最強メンバーが集結するわけで、必然それは最も推されるべきニコラ進級になるというわけです。
◆表紙=進級
となれば、今年も6月号の表紙に注目が集まります。さてさて、今年はどうなるのか。
この点、「めあここ」の2019年は、最強世代として例外的な大人数表紙だったと考えられ、今年は例年通り、少数精鋭の表紙になるはずです。
それが2人表紙なら、去年の「るきゆな」同様、そのままダブル進級。3人表紙なら、2018年同様、そのまま3人進級といった感じ。
◆いつ分かる?
あとは、表紙がいつ公開されるかにかかってきますが、ここ最近は、発売日の3日~4日前に、ニコプチ公式インスタで表紙画像が発表されています。
ということで、こうして6月号の表紙に注目することで、わずか3日、4日程度ではありますが、公式発表に先駆け、確実にニコラ進級を知ることができるのです。