三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

「自粛期間中にSNSフォロワーが倍増した」は本当?

自粛期間とSNS

f:id:GYOPI:20201117024241p:plain:right平澤遙ちゃんが、ニコラ最新号に掲載された50質の中で「自粛期間中にインスタのフォロワーさんが1,000人以上増えた」と語っています。

では、通常の時期と比べ、自粛中のフォロワー数の増加は、どれくらい顕著だったのでしょうか。

うちのサイトでは、現役ニコモについて過去数年分の詳細なSNSデータがそろっていますので、ちょっと検証してみます。


データの見方

以下の一覧表は、ニコモの公式インスタグラムのフォロワー数の推移をまとめたものです。

期間は、今年1月から最新の11月分まで。それぞれ各月1日の時点での数字となります。

今日のテーマが、自粛期間中のフォロワー増加についてですので、特に3月から6月にかけてのデータを赤色で囲んでいます。

また、自粛期間中&それ以降にインスタを開設した凛美ちゃん他5人と、進級加入の関谷瑠紀ちゃん&高比良由菜ちゃんは除いています。

フォロワー数の推移(2020年)

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ピンと来ない

さて、どうでしょう。こんな風に、ギッシリと数字だけが並んでいるのを見ても、いまいちピンと来ないのではないしょうか。

そこで、フォロワーの増加の程度が、ひと目で分かるように、上のデータをグラフにしてみます。

なお、林芽亜里ちゃんについては、自粛期間だけで1万以上増やし、自粛明けには5万を超えていて、グラフに入りきらないため除いています。

グラフにすると?

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全体の傾向

これなら、分かりやすい。基本的に誰もが、1月、2月、3月までは微増。グラフも一律、なだらかに上昇しています。

ところがこの傾向は、自粛期間に入ると一変。4月、5月、6月分は、ほぼ全員が急上昇に転じています。

とくに、グラフの上方に位置する、フォロワー数が多いコの方が、より増加分も多くなっています。

個別に見ると

たとえば、グラフの1番上に位置する阿部ここはちゃん(オレンジ色)に着目すると、もう4月、5月、6月の伸びと、その他期間の伸びとが完全に違っていることが見て取れます。

同様に、上から2番目の安村真奈ちゃん(灰色)も顕著。真奈ちゃんの5月、6月は、ここはちゃんを上回る伸びを見せ、一気に差を詰めました。

その他、黄色の町田恵里那ちゃんや、茶色の深尾あむちゃんも、4月、5月、6月と一直線に上昇する、お手本のような増加パターンとなっています。

自粛期間は大幅増

こうして、ニコモ全員のフォロワー数が、自粛期間中に大幅増加。冒頭に出した遙ちゃんの認識が正しいことが裏付けられました。

ただし、より面白いのは、その後。全体的な傾向として、自粛が明けると一気に伸びがストップし、グラフも横ばいとなります。

灰色グラフの真奈ちゃんや、茶色のあむちゃん、青色の若林真帆ちゃんなどにいたっては、横ばいどころか、むしろ減らしていたりもします。

自粛明けも増やし続けるのは?

では、そんな中にあって、さすがに自粛期間中の勢いには及びませんが、いまも順調に伸ばし続けるのは誰でしょう?

すると、7月時点では真奈ちゃんに迫られたものの、8月から10月にかけて大幅に増やしたここはちゃんを筆頭に、グラフが重なって見ずらいですが恵里那ちゃん。

さらには、緑色の野崎奈菜ちゃんといったあたりが、自粛明け後も着実に伸ばしてきていることが分かります。

まとめ

ということで、遙ちゃんの誌面での発言から、自粛期間中のフォロワー数の伸びについて、詳しく調べてみました。

まあ、「1,000人以上増えた」は、さすがに若干盛りすぎな気がしないでもありませんが、それでも大幅に増えたのは事実。

ともかく、遥ちゃんに限らず、せっかく増えた新たなフォロワーさんを離さないよう、インスタの投稿をがんばって欲しいと思います。

アンラブのイメモ新設の可能性

イメモ新設説

f:id:GYOPI:20201114034156p:plain:rightレピピ、ピンクラテ、ラブトキのイメモ三大ブランド体制がスタートした2014年から、6年半がたちました。

そろそろ、新しいブランドのイメモが追加されてもおかしくはありません。

そこで今日は、来年度からAND24LOVELY(アンラブ)のイメモが新設される可能性について検討します。


新設説の根拠

なぜ来年から、唐突に新たなイメモが設置される可能性があるといえるのか。その根拠は5つあります。

第1に、すでにアンラブが三大ブランドと同格の扱いとなっていること。

第2に、キービジュアルを、現エース格である林芽亜里ちゃんと深尾あむちゃんが担当していること。

第3に、12月号のレピピページ特大版に、中3を代表して阿部ここはちゃんが登場したこと。

第4に、現中3世代が全部で9人もいて、ポストが不足していること。

そして第5に、ラテが新設される直前の状況と、今の状況とが極めて似ていること。以下、それぞれ具体的に見ていきます。

根拠1)三大ブランドと同格

三大ブランドと同格であることを示す証拠として、今月号の目次(8ページ)を見て下さい。ここの1番下の段にある、特集ナンバー51~56までが、いわゆる「ブランドPRページ」となります。

順番に、アンラブ、ロートプリンセス、カナラテ、マホレピ、エリトキ、オロナイン。

このうち、ロートとオロナインはファッションブランドではないので除くと、まさに三大ブランド+アンラブということで、実質4ブランド体制になっていることが分かると思います。

読者アンケートでも

さらにいえば、1つ前の11月号の読者アンケート(80ページ)も、あわせて見て下さい。

ここの中央は、「3大ブランドイメージアンケート」として、レピピ、ラテ、ラブトキに関する質問項目が並んでいますが、なぜか最後の質問が「アンラブのイメージは?」となっています。

まさに、三大ブランドアンケートの中に、アンラブの質問が入っているということで、ここからも同格であることが見えてきます。

根拠2)キービジュアル

続いては、起用モデルについて。今でこそ、現役ニコモのツートップは、めあここですが、少なくとも今年のはじめ(アンラブ誕生時)において、明らかにトップは、めあむーちょでした。

公式なイメモではないにせよ、イキナリ何の実績もない新ブランドの広告塔(=キービジュアル)として、当時のツートップを差し出したのだから、ブランド側&編集部ともに、その力の入れようは、ただごとではありません。

もちろん、1年契約でそのまま終わりということではなく、将来的にはイメモへと格上げ込みでの採用であったと考えることも出来そうです。

根拠3)ココレピ

レピピのイメモとのすみ分けについて。去年が黒坂莉那ちゃん、今年が若林真帆ちゃんと、2年連続で生徒会長が配置されているように、レピピのイメモはトップモデルの指定席。

ところが、前々回の「レピピブック消失」でも書いた通り、今年の同ブックに相当するレピピページ拡大版に、中3代表として呼ばれたのは、芽亜里ちゃんではなくここはちゃんでした。

過去のパターンから行くと、ここはちゃんが次期レピピのイメモに就任する可能性が高くなったといえます。

アダストリアvs.GU

でも、なぜ圧倒的なトップである芽亜里ちゃんが、今回のレピピページに呼ばれなかったのでしょうか。

するとそこには、アダストリアGUとの綱引きというか、すみ分けが透けて見えてくるところ。

ズバリ、現在キービジュアルを務めるアンラブの方に、すでに芽亜里ちゃんが内定済みだったからではないでしょうか。

根拠4)総勢9人

中3モの人数について。現中3世代は、リーダー格の広瀬まのかちゃんを筆頭に全部で9人。これは、今の高1世代(5G世代)が5人しかいないのと比べ、ほぼ2倍となります。

だったらもちろん、イメモや役職に就くための競争率も2倍というわけです。

そもそも、ポストの総数自体、イメモ3枠に、役職2枠。それぞれを兼任することが普通ですので、確実に同学年で5人以上が無役となってしまいます。

そこで、イメモを増設という手もアリ。GUにとっては本格的に参入できることになり、編集部にとってもポストからあぶれるコを減らせるわけで、まさに一石二鳥。有り得ない話ではないはずです。

根拠5)ラテイメモ新設時との類似

そして、極め付けとなるのが過去のイメモ新設パターンとの類似性についてのお話。

現在のニコラ三大ブランドのうちで、最も遅い時期(新しい時期)にイメモが設置されたのがピンクラテ。

では、そんなラテのイメモが新設されたときの状況はどうだったのかというと、実は驚くほど現在の状況と似通っているのです。

ラテだけ空白

ラテイメモ新設の前年、2013年当時のニコラは、現存するレピピにラテ、トキ。さらには、リンジィポンポを加えた主要5ブランド体制でした。

そのうち、自前のイメモを擁していたのは、小山内花凜さんのレピピ、藤麻理亜さんのラブトキ、飯豊まりえさんのポンポ田中若葉さんのリンジィの4つ。

ようは、同格5ブランドにあって、ラテだけがイメモ無しの空白地帯だったわけです。

初代に大物を迎える

その後、2014年になるとラテが満を持してイメモを新設。初代イメモに抜擢されたのは、最終的な表紙回数16回を誇り、2010年代のニコラを代表するトップモデル高嶋芙佳さんでした。

ラテとしては、いよいよ自前のイメモを持つということで、事前に入念に準備。こうして、初代イメモに超大物を引っ張ってきたわけです。

類似点

さてさて、なんだかラテ新設時の状況と、やたら現在の状況とが被っていませんか?

最初の「根拠1」で書いた通り、現状、実質4ブランド体制下において、アンラブのみがイメモ空白地帯。

そこへ、キービジュアルとして、現トップモデルである、めあむーちょが起用される。

まさにそっくり。深読みすれば、これはイメモ新設の準備段階。まずは、人気モデルを起用してブランドをPRし、一気に定着を図る。

そして1年後、いよいよ本格的にイメモに昇格させ、本格参入するというパターンと考えることができるわけです。

まとめ

ということで以上、アンラブのイメモ新設を裏付ける、5つの兆候を見てきたわけですが、少なくとも可能性が十分にあることは分かってもらえたと思います。

果たしてホントに、来年のニコラは三大ブランドから四大ブランドとなるのでしょうか。さらには、個々のイメモの配置はどうなるのでしょうか。

近いうちに、「イメモ予想アンケート投票」を実施したうえで、具体的な「イメモ配置予想」もやってみたいと思っています。

ニコ読が最も初表紙を望んでいるのは?

結果発表

f:id:GYOPI:20200817024902p:plain:rightうちのサイトで先週実施したアンケート「次に初表紙になって欲しいのは?」の結果発表です。

半年前の実施分と同様、今回も宮本和奏ちゃんがトップだと思われたところ、ちょっと意外なコが圧倒的な支持を集めました。

ということで、初表紙が期待されるナンバーワンは誰だったのか。さっそく結果を見ていきます。


結果の見方

以下のランキングは、先週実施したアンケート「次に初表紙になって欲しいニコモ」の投票結果です。

その下にある円グラフは、それぞれの獲得票数の全体に占める割合を表します。

投票の対象は、現時点(2020年12月号時点)で表紙になったことがないニコモ13人となっています。

初表紙希望アンケートの結果

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支持率グラフ

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1位:南ちゃん

今回、1位になったのは田中南ちゃん。2位の和奏ちゃんに約60票の差をつけての圧勝です。

南ちゃんといえば、髪を切って以降、誌面への登場機会が大幅に増加。先月号で「ぶっちゃけ50質」を経験すると、今月号では中2を代表して「レピピブック」に登場。

編集部による”推し”はもちろん、それに伴い読者人気も急上昇中であることが、投票結果にハッキリと表れています。

2位:和奏ちゃん

2位となったのが和奏ちゃん。和奏ちゃんは、今年の新年2月号で晴れ着メンバーに選抜されて以降、ずっとずっと初表紙が期待されているわけですが、なかなか実現に至りません。

ニコラの”オトナ化”路線に加え、1月号は中学生モの表紙が定番ということで、いよいよ次号がチャンスといったところでしょうか。

3位&4位

一方で、3位&4位には、事務所オーデ&進級による新モちゃんが続きます。

3位には、和奏ちゃんに十数票の差まで迫って、今年の進級関谷瑠紀ちゃんがランクイン。

瑠紀ちゃんについては、うちの人気投票でも「今後の伸びしろが最大」という結論が見えてきたところ。じょじょに本領発揮となってきました。

同様に4位となった凛美ちゃんも、現役のニコモの中では最も遅い加入ながら、期待されていることが分かります。

初表紙希望の推移

ではここで、ちょっと視点を変え、夏前に実施した前回の投票結果と比較してみます。

質問項目は、前回分も「誰に初表紙になって欲しい?」ということで、今回と全く一緒。

それぞれの結果を比較することで、ここ半年で読者の希望する初表紙候補がどう変化した見えてきます。

比較グラフの見方

次に示す上段のグラフは6月実施分のもの。下段のグラフが今回実施した最新のもの。

それぞれ、総投票数に対する、自身の獲得票の割合(%)となります。

和奏ちゃんが緑、南ちゃんが赤、組橋星奈ちゃんが青、河村果歩ちゃんが黄。瑠紀ちゃんがオレンジ、凛美ちゃんが紫。

分かりやすくするため上位に限定し、5位以下(今回は6位以下)については、「その他」としてまとめています。

初表紙希望をグラフで比較

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全体の情勢

するとこの通り。赤の南ちゃんが、前回からさらに票を伸ばして1位に躍進。

対して、前回1位だった緑の和奏ちゃんは2位に後退。同様に、前回3位だった星奈ちゃんにいたっては、今回5位に後退しています。

その一方、今回から参戦となった新鋭、瑠紀ちゃん&凛美ちゃんが、一気に3位&4位に割って入ってきたことが見て取れます。

セナワカにとって勝負の年

セナワカがそろって後退。これに代わるように、同学年の南ちゃん、瑠紀ちゃん、凛美ちゃんといった新しいところが一気に上昇。

この傾向から言えるのは、少なくとも以前と比べセナワカに対する期待がしぼんできつつあるということ。

まさに、まだ誰も表紙を経験していな中2は大混戦。この中から誰が抜け出して、初表紙となるのでしょうか。

とくにセナワカにとって、来年は勝負の年となりそうです。