三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

ミスST合格予想!入江美沙希ちゃんの可能性は8割?

ミスST2020

f:id:GYOPI:20200721034823p:plain:rightきのう発表されたミスセブンティーン2020の最終候補に、ニコプチ卒業生から入江美沙希ちゃんと藤村木音ちゃんが残りました。

去年のミスST2019では、同じくプチ出身として瀬戸琴楓ちゃんと田中杏奈ちゃんがダブルで残り、そのまま見事に最終合格まで突き進んだわけですが、では今回はどうなるでしょうか。

今日は、美沙希ちゃん&木音ちゃんの合格可能性を、過去のデータに当てはめて検討します。


一覧の見方

まずは、以下の一覧を見て下さい。これは、ニコプチ卒業生がミスセブンティーンの最終候補に残ったケースを全てまとめたものです。

データの内容は右から、ミスSTの実施年度、最終候補の名前、ニコプチ卒業年、プチ時代の同学年間における序列、ミスSTの合否。

特に、プチ時代の序列については、表紙回数、卒業特集の掲載順、同特集の扉ページの配置(並び順)、プチモ卒業式での在モ代表経験などを基準に総合的・客観的に判断し、順位を振ってあります。

ただし、中2の6月号の”定年”を待たず、何らかの理由で他の同学年に先駆けて卒業した場合、確定的な序列ナシということで、順位欄には「途中卒業」と表記しています。

プチ卒によるミスST勝敗表

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全部で10人

この通り、ニコプチ卒業生がミスSTの最終候補に残ったのは、過去8人で、延べ9回。

回数が人数より1回多くなっているのは、田代ひかりさんだけ、2013年&2014年と2年連続でファイナリストとなっている分です。

これに、今回の木音ちゃん&美沙希ちゃんを加えることで、プチ卒モによるミスSTファイナリスト経験者は、全部でちょうど10人となるわけです。

合格パターン

では、今年の候補である2人を除き、すでに結果が出ている8人について、具体的に勝敗を見ていきます。

まず合格したケースについていえば、2010で三吉彩花さんと西野実見さんが、プチを卒業した年に、そのままダブルで合格。

2019年も全く同様の形で、田中杏奈ちゃんと瀬戸琴楓ちゃんが、プチを卒業したその年に、そのままダブルで合格。

その他、南乃彩希さんのみ例外的に、プチの卒業から3年もの間を空けて、高2で合格しています。

落選組

一方の落選組。小松菜奈さん&石井杏奈さんについては、いずれもプチを途中で離脱してる点、一般的にはもちろん、当時の読者ですらも「2人がプチモだった」というイメージは無いかもしれません。

他方、田代さんについては、プチを卒業後、そのまま中2で応募という王道の合格パターンでしたが、結局2年連続で最終審査落ちとなっています。

必勝法

ということで、合格パターン&落選組、それぞれの例外ケースを除くと、おおまかな傾向が見えてきました。

(1)プチを途中で卒業した場合はNG。(2)中2でニコプチ卒業後に即応募すること。(3)最終候補に2人残るとそのままダブルで合格するケースが多い。

そして最も強調したのが、(4)プチ時代の実績(序列)は、ほとんど関係ない。

ということで、以上の条件を、今年の候補となっている木音ちゃん&美沙希ちゃん当てはめて検討します。

木音ちゃんの場合

まず、木音ちゃんから。木音ちゃんのニコプチ卒業時の序列は第4位ということで、意外に低いようにも思えますが、そこは同世代が大物だらけだったから。

序列第1位である林芽亜里ちゃんと、第2位の阿部ここはちゃんはニコラ行き(早くも現時点でニコラのトップモデル)。

そして、第3位の杏奈ちゃんと第5位の琴楓ちゃんは、すでに去年のミスST2019の合格者となっているように、もうプチ史上でもナンバーワンといっていい程の超高レベル世代。

こうして、同学年の1位、2位、3位、5位がこれだけ活躍しているのだから、4位の木音ちゃんだって十分合格圏といえるわけです。

美沙希ちゃんの場合

続いては美沙希ちゃんについて。美沙希ちゃんの卒業時の序列は、第1位の関谷瑠紀ちゃん、第2位の高比良由菜ちゃん、第3位の丸山真亜弥ちゃんに次ぐ第4位。

で、そんな美沙希ちゃんの強みは、なんといっても「今年の卒業生」であるということ。

この”鮮度”こそ、プチ卒⇒STコースを歩むための最も重要な要素とされています。

具体的には、以下の通り。これはちょっと前に書いた「ミスST必勝法」の中で作成した、プチモ卒業生の応募パターン別の合格率です。

ミスSTへの応募時期と合格率

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合格可能性は8割!?

「プチモ卒業から空白期間を空けずに応募」した場合と、「卒業後しばらくたってから応募」した場合の合格率には、ここまで差ができるのです。

これを今回の美沙希ちゃんに当てはめると、まさに合格可能性が80%の部類。

ただでさえ高い合格率を誇るプチモ出身が、卒業したその年に挑戦するというのが最強パターンということで、美沙希ちゃんについても、かなり有力な候補といえそうです。

結論

そもそも、過去にニコプチ卒業生8人が挑戦して、そのうち5人が合格。合格率は60%を超えているように、ニコプチ卒業生というだけで6割以上の確率で最終合格するのです。

最終候補者全体の合格率(最終候補20人前後⇒合格者4人前後=合格率20%)と比較すると、圧倒的に高くなっていて、いかにプチ卒組が優秀であるか分かるというもの。

加えて、「プチの卒モが2人残った」ということで、上記(3)のW合格パターンにも合致。

であるなら、美沙希ちゃん&木音ちゃんによる史上3度目の”ニコプチ卒業生ダブル合格”というのも、十分に可能性はありそうです。

ミスセブンティーン2020の最終候補が発表!

本日発表!

f:id:GYOPI:20200518205356p:plain:right本日20日、コロナの影響で延期となっていた「ミスセブンティーン2020」の最終候補者が発表されました。

今年のファイナリストは以下の通り。人数は去年と一緒で18人です。

なお、今年は発表&読者投票の受け付けともにWEB上のみとなります。


ミスST2020最終候補

No 候補者名 学年 所属 H R
01 阿部苺奈実 中1 一般応募  
02 A.玲蘭以 中2 サンミュージック
03 一宮らん 高1 スターダスト    
04 稲垣姫菜 中3 プチチナム  
05 入江美沙希 中2 スターダスト    
06 織田ひまり 中2 スターダスト  
07 木村愛 中3 スターダスト  
08 咲田まい 中2 ボックス    
09 清水マイラ 中3 オウサム  
10 谷田ラナ 中1 リズメディア  
11 田村友乃 中1 セントラル  
12 成宮しずく 中2 スターダスト    
13 B.愛華 中3 ライジン  
14 橋本瑠璃 中1 一般応募  
15 藤村木音 中2 スターダスト  
16 増田つき 中1 一般応募    
17 三田村杏子 中3 スターダスト    
18 宮下咲 高1 アミューズ    

「H」=ハーフ、「R」=リベンジ

一覧の見方

データの内容は、エントリーナンバー順に学年、所属事務所、ハーフ(H)、リベンジ(R)の4つ。

毎年のように合格者を輩出しているハーフのコと再挑戦のコについては、それぞれの欄に※印が入っています。

中学生モデルから

例によってニコラ卒業生はゼロ。一方で、ニコプチ卒業生からは、”めあここ”同世代で去年卒業した藤村木音ちゃん。

さらには、”ルキユナ”同世代で今年の卒業生入江美沙希ちゃんの2人が残っています。

ということで明日は、プチ出身の2人について、合格可能性を検討してみます。

林芽亜里ちゃんが変えた!読者アンケートのルール

読者アンケート

f:id:GYOPI:20200628021400p:plain:right月ニコラに付いている読者アンケート用紙の質問項目に、Q7「今月号で好きなコーデは?というのがあります。

実はこの質問。今年になってから、ちょっとだけ聞き方が変わったことに、気づいたでしょうか?

今日は、コーデに関するアンケートが、いつから、どう変わったのか。そこに林芽亜里ちゃんがどう絡むのか。順を追って解説します。


もともとの聞き方

正確に記すと、もともとの質問の形は「今月号に載っている洋服の中で、好きなコーディネイトはどれ?」というものでした。

自分が持っている最も古いニコラを引っ張り出して確認することで、とにかく過去、延々とQ7(またはQ8)の質問は、この聞き方で固定されていることが分かると思います。

ちなみに、いま手元にある最も古い号(2009年10月号)で確認したところ、Q7が全く同様の形でした。

つまり、実に10年以上もの間、こうして一字一句、質問の文言が変化していないわけです。

今年になって変わった

ところが今年の5月号から、突然ちょこっと聞き方が変化しました。

まあ、質問自体は表現が若干変わっただけですが、より大事なのは質問の後に「※印」で注釈が付いたこと。

では、具体的にどこがどう変わったのか。2020年4月号までと、5月号以降につき、両者を比較してみましょう。上が変化前。下が変化後となります。

変化前⇒変化後

Q「今月号に載っている洋服の中で
     好きなコーディネイトはどれ?」

Q「今月号に載っている洋服の中で
    マネしようと思うコーデはどれ?」
     ※モデルではなくコーデで選んでね


注釈が付いた!

ということで、この通り。質問の文言自体の変化はどうでもよく、新たに加わった※印部分に注目します。

アンケートに答える読者に対し、とにかく「モデルの好き嫌い」ではなく、「ちゃんとコーデで選んで!」と、念押しがされるようになったのです。

それにしても、なぜ今年になって、編集部はそこまで念押しする必要が出てきたのでしょうか。

その裏にはもちろん、自身の人気だけでアンケート結果をも左右してしまうほどのトップニコモの存在があります。

結果が公開

さてここで、アンケートの質問項目「好きなコーデランキング」の結果を、号別にまとめた一覧表を見て下さい。

これは、読者アンケートの質問項目の中で、唯一読者にも公開されているデータです。

そんなランキングが掲載されている場所は、毎月の連載「着まわしラッキー7」の中にある、小さな囲み部分となります。

ランキングの掲載場所

ただし、いま発売中の7&8月合併号でいう太田雫ちゃん担当のラッキー7だと、前の月(6月発行分)がお休みだったため、結果は載っていません。

そこで6月号を本棚から出してみてください。この号でいう84ページ掲載のラッキー7田中南ちゃんの担当回なわけですが、同ページ下段中央の四角囲みの中に、「ニコ読人気コーデランキング」として、5月号の投票結果として1位、2位、3位だったコーデが発表されています。

ということで以下のデータは、2020年6月号掲載分(5月号のアンケート結果)、5月号掲載分(4月号の結果)、4月号掲載分(3月号の結果)と、現時点で最も新しい直近3カ月分の好きなコーデランキングをまとめたものとなります。

好きなコーデランキング(TOP3)

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芽亜里ちゃんが完全制覇

驚くべきことに、過去3カ月、好きなコーデランキングの1位、2位、3位はすべてがすべて芽亜里ちゃん、芽亜里ちゃん、芽亜里ちゃん。

もちろん、純粋に芽亜里ちゃんのコーデが好きで投票した人も多い反面、そこは「メアリちゃんが好き」「芽亜里ちゃんの着てるコーデが好き」「とにかく芽亜里ちゃんに投票する!」といったケースも多いはずで、その分も加わり、こうして圧倒的な票が集まったと想像できます。

いずれにせよ、こうしてあまりに芽亜里ちゃんを推す読者の数が多いため、もはやアンケートが意味をなさなくなってきていたといえそうです。

注釈の意味

そこで編集部が考えたのが、質問の後ろに「モデルじゃなくてコーデで選んで!」という注釈を入れること。

こうして、10年以上も変わらなかった文面が、今年になって突然変わった裏には、各コーデの実際の人気を正確に測るべく、少しでも洋服本位での回答が増えることを願う編集部の意図があったというわけです。

芽亜里ちゃんが変えた

まさに今回のアンケートの聞き方の変化は、ひとえに芽亜里ちゃんの圧倒的な人気によるものとしか言いようがありません。

だいたい、進級からわずか7カ月で初表紙、9カ月でピン表紙、さらには12カ月でピン連載スタートなんていう超スピードで出世コースを歩むニコモは、ニコラ史上で初なのですから。

ということで、文字通り”芽亜里ちゃんがニコラのアンケートを変えた”。今後、まだまだその人気は上がっていきそうな勢いであり、ますます芽亜里ちゃんの活躍から目が離せません。