三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

ニコラ11月号の表紙は?

2度目のリナノノ

f:id:GYOPI:20190721013229p:plain:rightニコラ2019年11月号の表紙は、黒坂莉那ちゃんと青井乃乃ちゃんの高1モ2人。

この「リナノノ表紙」は、去年の7月号と一緒なわけですが、ハワイは笑顔で。一転、今回はクールにと、雰囲気は全く異なるものとなっています。

いずれにせよ、生徒会長とTNM優勝者という、正真正銘ニコラの現ツートップによる王道の表紙といえます。


目指せ10回!

莉那ちゃんは、9月号のピン以来、2カ月ぶりの表紙で、通算するとこれが7度目。現役でダントツ1位の表紙回数を誇る莉那ちゃんですが、このまま行けば卒業までに何とか2桁に届きそうです。

一方の乃乃ちゃんは、6月号のTNMトップ3による表紙以来で5カ月ぶり、通算4度目の表紙。以下のランキングの通り、これで若林真帆ちゃんに並ぶことになり、表紙回数2位に上昇しました。

表紙回数ランキング(11月号現在)

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 歴代nicola表紙モデル名一覧

青井乃乃ちゃん、ピン表紙への道!

ピン宣言

f:id:GYOPI:20190927023836p:plain:right先週、青井乃乃ちゃんが自身のツイッターで「ピン表紙を目指す!」と宣言しました。

卒業まで残り半年。果たして乃乃ちゃんは、夢のピンを達成することができるのでしょうか。

今日は、9月号の黒坂莉那ちゃんに続き、乃乃ちゃんが現役で2人目となるピン表紙実現の可能性を考えます。
⇒参考:青井乃乃プロフ


各号の表紙

ニコラの表紙は、各号ごとに年間を通じて、ある種パターン化しているところがあります。

たとえば、2月号は晴れ着表紙。5月号は卒モ表紙。7月号はハワイ表紙といった具合。

そしてそこから、ハワイ表紙でピンは無い。晴れ着表紙でもピンは無い。卒モ表紙では絶対にピンは無いといった判断が可能です。

ということでまずは、こうした傾向を参考に、ピン表紙が出現する余地のある号、もしくは出現しやすい号について検証します。

号別の表紙パターン

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過去のピン表紙(5年分)

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号別に分析

おおよそ表紙のパターンが決まっている号は、上の一覧の通りです。2月号から7月号まで、主に年の前半が中心となります。

また、一覧表の右側「ピン」欄は、2015年から現在まで、過去5年間の各号の表紙のうち、該当月号におけるピンの回数となります。

ここから、ピン表紙の可能性がある号と、可能性ゼロの号の違いがハッキリ見えてくると思います。

ピンに向かない号

具体的に見てみると、2月号は晴れ着表紙。時間とお金をかけてニコモ全員に振り袖を着せるという、編集部として最も力の入る表紙となっています。

これは7月号のハワイ表紙も同様です。であるなら、さすがに表紙が1人だけとうのではもったいないということで、実際、2月号がピンだったことは1度もありません。7月号も、過去5年間にたった1度だけです。

その他、5月号の卒モ表紙がピンになることが無いのは当然として、4月号の次世代表紙も、複数が定着。

今年の川床明日香ちゃん&広瀬まのかちゃんの「現エース+次世代」。もしくは、去年の白井杏奈ちゃん&若林真帆ちゃんといった「次世代ユニット」が中心ということで、4月号のピン実績はゼロとなっています。

ピンの狙い目

一方、ピンが多いのは何月号でしょう。一覧を見れば明らかな通り、過去5年のうち実に3回がピンだったということで、1月号と9月号となります。

ここで、一覧にある「特徴」欄に注目します。すると、1月号&9月号ともに、「-」となっていることが分かると思います。

これは、取り立ててその号の表紙にパターン化したテーマが無いことを意味します。

その他、ピン実績がある8月号も、11月号も、12月号も「-」となっているように、まさにテーマが無いからこそピンを押し込めるというわけです。

乃乃ちゃんの場合

では、いよいよ今日の本題である乃乃ちゃんがピンになる可能性のある号を考えていきます。

まず言えるのは、乃乃ちゃんがピン宣言をツイッターに投稿したのが9月16日である点、当然その時点でまだピンを経験していないことになります。

ということは、すでに撮影が終わっている11月号はもちろん、現在撮影が進行中である12月号についても、少なくとも乃乃ちゃんのピン表紙ではなかったといえます。

未達成だからこそのピン宣言なわけで、では残された卒業までの期間、チャンスはどこにあるのでしょうか?

ピンのチャンス

11月号、12月号が消えると、残すは1月号から5月号までの5冊。うち、すでに見てきた通り、2月号は晴れ着表紙で複数確定。

4月号は次世代が少なくとも1人は出ることになっているため、これまた複数確定。もちろん5月号は卒モ全員ですので100%無理。

そうすると、実質ピンのチャンスがあるのは、1月号と3月号の2回のみということになります。

本命は1月号

ただし3月号は、去年が黒坂莉那ちゃん⇒今年は高田凛ちゃんと、2年連続で「プチ進級による初表紙」が定着しています。

来年の場合、今年の進級モながら、すでにニコラでトップクラスの人気を獲得している林芽亜里ちゃんがいて、表紙確実。となると一見、乃乃ちゃんのピンのチャンスは、1月号の1度のみとなるように思えます。

しかし、ここでの乃乃ちゃんにとって、芽亜里ちゃんの人気があまりに高過ぎるため、ちょっとした幸運が巡ってきます。

芽亜里ちゃん次第でチャンスが2倍

この点、先月の終わりに「メアリちゃん年内表紙説」(ニコラの人気ナンバーワンは芽亜里ちゃん)を書きました。

もしこの通り、芽亜里ちゃんが11月号、もしくは12月号のいずれかで、初の表紙となるならば、必然的に3月号の「プチ進級モ初表紙枠」が、ぽっかりと空くことになるわけです。

となると、ここでも再びピンの可能性が出てくるということになり、まさに乃乃ちゃんにとってはかなりの追い風。

メアリちゃんの動向次第で、1月号だけだったピンのチャンスが、もし1月号でダメだったとしても、仕切り直しでもう1度。3月号にて、最後のチャレンジができることになるのです。

ピンへの道

ということで、乃乃ちゃんのピンの可能性を、スケジュール面から検討してきたわけですがどうだったでしょうか。

残されたチャンスは、本来なら1月号の一発勝負。ただし、芽亜里ちゃんの初表紙が早まれば、1月号だけでなく、3月号を加えたダブルチャンスに倍増。

卒業まであと半年。乃乃ちゃんのピン実現を期待しつつ、最も可能性が高そうな1月号と3月号については、特に楽しみに待ちたいと思います。

ピン表紙になるための条件

ピン表紙

f:id:GYOPI:20190924023921p:plain:rightこの前の9月号は、黒坂莉那ちゃんのピン表紙だったわけですが、2019年のニコラはこれが最初のピン表紙。

今後、莉那ちゃんに続くピンが連続で誕生することは無いと断言こそできませんが、それでもおそらく今年のピンは1度だけとなりそう

では、年1という頻度は、例年に比べ多いのか少ないのか。今日は、ピン表紙の出現頻度と条件について考えます。


歴代ピン表紙一覧

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⇒参考:歴代ニコラ表紙モデル名リスト

一覧の見方

上の一覧は、2015年から2019年まで、過去5年分のニコラにおけるピン表紙をまとめたものです。

データは左から「月号」「モデル名」「当時の学年」「役職」「イメモ」。名前の後ろのカッコ内の数字は、(1)が1度目、(2)が2度目を表します。

また、役職&イメモ欄の「?」は、ピンになった当時中3ということで、それぞれに就任できるかどうか未定だったことを意味します。

ピン出現率

この通り、過去5年の間にピン表紙になったのは、最も古い岡本夏美さんから、今年の莉那ちゃんまで全部で12人。

そのうち、久間田琳加さんと鈴木美羽さん、さらには香音ちゃんは、それぞれ2度経験していますので、合計すると15回となります。

また、ピンの出現を年平均でみると、2015年以降、3回、4回、3回、4回と来ていてたところ、突然2019年は1回に激減。

もちろん、まだ2冊残っているので何とも言えませんが、さすがに11月月&12月号とピンが連続することはありえず、例年に比べ、今年は明らかに少なくなっています。

ピンが今年は少ない理由

この点、理由として現高1世代のレベルの問題であることは言うまでもありません。

卒業した現高2世代が秋田汐梨ちゃん&川床明日香ちゃんのツートップ。現中3は若林真帆ちゃんの単独トップと、いずれもオーデ生え抜きの確固たるエースが存在したのに対し、現高1はプチ進級で中2からという後発加入の莉那ちゃんが消去法的にトップ。

また、学年連載でみても、高2は「TRGL」、現中3世代が「ヤバイバル」と、独自のものがあるのに対し、現高1世代は最年長学年になるのを前に、強化企画の形で「TNM」によるテコ入れがあったのみ。(連載「モテ修行」は、毎号1人ずつ、かつ2人はやらないまま打ち切りとなっていて、毎号全員参加の他世代の連載とは趣旨が異なります)

さらにいえば、3,000人以上に投票してもらったうちの人気投票でも、例年なら高1世代が1位を争うべきなのに、結果は中2の林芽亜里ちゃんと、中3の若林真帆ちゃんによる一騎打ちでした。

高1の特権

上の一覧からも分かるように、ピンになる資格は基本高1モ。唯一の例外である香音ちゃんですが、それは圧倒的な人気の裏付けがあったからで、いわばピンは高1の特権。

例年に比べ今年のピンが少なかったのは、そんな高1世代に、たまたま有資格者がほとんどいなかったからというわけです。

では、ピンになる資格について、もうちょっと詳しく見ていきます。大前提として「高1であること」に次ぐ条件とは何でしょう?

ピンになるための条件

過去のピン経験者12人中、全員がニコラ部長(生徒会長)、副部長のいずれかの役職を得ているか、イメモであることが分かります。

とくにイメモに関して言えば、生徒会長専任となった明日香ちゃんが唯一の例外。残る11人は全てイメモになっています。

ということで、生徒会の役職持ち、もしくはイメモのどちらかであることが絶対条件。両方あれば、なお良し。

これを裏返せば、どちらからも外れた高1の無役組、具体的には白井杏奈ちゃんがピンになることは、実際問題かなり厳しいといえそうです。

次なるピンは?

最後に、莉那ちゃん以外で、卒業までにピンになる可能性がある高1は誰なのか。ここまで見てきた条件に当てはめて考えます。

「高1」「役職orイメモ」の最低条件を満たすことを前提に、読者人気やTNM実績を加味するとどうなるか。

するとやっぱり、現高1ラブトキイメモ上位の読者人気を誇る初代TNM優勝者。もう青井乃乃ちゃんしか候補はいません。

では、乃乃ちゃんのピンが実現するのはいつになるのか。実現するとしたらどんなパターンがあるのか。以下、ピン表紙を考えるシリーズ後編「ノノちゃん、ピン表紙への道!」に続きます。