三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

投票数が発表!TNMの投票率から1票の価値を考える

投票総数が発表

f:id:GYOPI:20181122013551j:plain:right11月7日に投票が締め切られた「TNM(Top of Nicola Model)」の第1回戦。

さっそく9日には、編集部が公式ツイッターにおいて、今回の投票総数を発表しました。

その数、なんと1694通。さてさて、これが多いのか少ないのか。さらに、この数字はどんな意味を持つのか。今日はTNMの投票数について考えます。


投票率は1%!?

まずは投票率から確認していきます。ニコラの実売部数は、ちょっと古くなります2017年時点の最新データでいうと14万9014部(ABC協会)。

日本雑誌協会の印刷部数の推移から見ても、おそらく今もこの数字はそれほど変わっていないはずであり、そのまま使ってみます。すると…

1694(通)÷149014(部)=0.0113680594

今回のステージ1の投票率は、この通り、たったの1.1%。つまり、100人の読者がいたとして、その中で投票したのは、わずか1人だけということです。

得票の想定値を算出する

続いては、うちが実施した模擬投票のデータを用いて、ステージ1における各モの実際の得票数について、想定値を計算してみます。

模擬投票の投票総数は2459票。対して、実際の投票数は、1通につき3人の名前を書く形ですので「1694×3=5082」。おそらく5082票となっているはずです。

そこで、模擬と本選、両者の差を埋めるため、前者を2.07倍して、実際の数字に近づけます。すると、TNMステージ1の想定得票数は、以下の通りとります。

なお、実際のTNMでは、「1位・2位・3位」と順位付けして投票する形になっているため、1位は3ポイント、2位は2ポイント、3位は1ポイントといったように、順位による扱いの差異が考えられますが、とりあえず今回の想定値の算出においては無視します。

ステージ1想定得票数

f:id:GYOPI:20181113013236p:plain

おおよその雰囲気

個人の得票数や順位が、そのままバッチリ合っているかはともかく、1位はだいたい600票前後を獲得しているであろうことや、9位入賞を果たすためにはだいたい200票がボーダーになることなど、おおよその感じがつかめると思います。

また、ここで注目されるのは、最初に書いたように、なんといっても全読者のわずか1%という投票率の低さです。

たとえば、ちょうどボーダーとなる9位争いを見て下さい。うちの模擬投票では安村真奈ちゃんと青井乃乃ちゃんが争っているわけですが、実にその差は想定値でわずか2票。

その他、下位にも票数が拮抗しているところが複数あり、もう、ほんの数人が1票入れただけで、いとも簡単に順位が入れ替わってしまうのです。

1票の力

この点、AKBの総選挙は、今年の1位である松井珠理奈さんが20万票。その他、10位でも5万票ですので、これだど1人がちょっとやそっとがんばったことで、どうにかなる数字ではありません。

しかし、TNMは全く違います。そもそも、全部で1600人の読者しか投票していないのだから、たった数票で逆転可能。まさにあなたの1票が生きてくるのです。

とはいえこのことは、同時に大きな問題もはらんでいたりします。

問題点とは?

その問題とは、ニコ読14万のうちのたった1%が、来年6月号の表紙を決めていいのか。さらには、次期エースまでを決めていいのかということです。

このまま指をくわえて見えているだけでは、残る99%である13万8千人の読者の声は無視され、たった1600人の意見によって、すべてが決まってしまうのです。

もちろん、この決定権は、短期間にいしょうけんめいアンケート書き、締め切りに間に合うように投票するという行動をとった見返りなわけで、ルールにのっとった正当なものであることはいうまでもありません。

よって、投票しなかった人は、たとえ自分の推しの順位が低かったとしても、推しが表紙になれなくても、エースになれなくても、文句を言う資格はないのです。

まとめ

ということで、結論です。せっかく投票者が少ないのだから、だったら自分が投票してやろう。自分の声を届けてやろう。積極的にTNMに参加し、自分の推しの順位を少しでも上げてやろう。

まさに、逆転の発想です。投票率が低いからこそ、自分の声を生かすチャンス。投票しなきゃ損なのです。

今回、参加できなかったという読者さんは、ぜひ次号のステージ2では投票し、自分の声をニコラ編集部に届けてみてはどうでしょう。

Season3終了のお知らせ

Season4へ

f:id:GYOPI:20181112042411p:plain:right三月の転校生を、より安全に見ていただけるようhttps化しました。URLがちょっと変わったことに気づいてもらえると思います。

ただし、前のURLでも同様に見ることができますので、見る分には今までと全く同じです。

なお、これに伴いタイトルを「三月の転校生 Season3」から「同 Season4」に移行。サイト説明文も「ニコラとニコ☆プチのモデルさんに関する日記」で統一しました。

※画像が表示されない、ページのリンクが切れているなどなど、なにか問題が見つかった場合、教えて下さい

TNMステージ1の上位9人を完全予想!

TNM大予想

f:id:GYOPI:20171208013928p:plain:rightTNM(Top of Nicola Model)のステージ1「写真うつり力」の読者投票が、7日をもって締め切られました。

おそらく今、編集部は集計作業の真っ最中。大注目の結果発表は、来月1日発売の1月号となります。

とはいえ、ニコ読の誰もが順位をいち早く知りたいもの。そこで今日は、うちが実施した模擬投票の得票状況と、公式自己PR動画のいいね!数に注目し、実際に次号の誌面で発表される1位から9位までの順位を完全予想してみます。


予想は意外にカンタン?

TNMを予想する上で最大のポイントとなるのが、結果は100%読者投票によるということです。ここに編集部の判断は、一切入り込みません。

ミスセブンティーンのように、読者投票を参考にしつつ、けっきょくは編集部が最終決断する方式ではないため、ダンゼン予想は立てやすいということになります。

ようするに、ニコ読の投票動向さえつかめれば、あとは事務的に上位から候補者を選択していけばいいだけのこと。

ということで以下、「TNM模擬投票」と「公式インスタ自己PR動画いいね!数」の2つの指標を用い、さっそく具体的に予想していきます。

TNM模擬投票

f:id:GYOPI:20181110031021p:plain

模擬投票から

上のグラフは、この場で先週実施したTNMの模擬投票の結果となります。(9日午前1時時点)

「だれに投票した?」もしくは「投票するなら誰?」といった聞き方で、実際のルール通り、それぞれ3人選んでもらう形にしました。

そんな投票の結果はこの通りで、とにかく黒坂莉那ちゃんの圧勝。グラフからも明らかなように、2位の若林真帆ちゃんを大きく引き離しています。

また、そんな真帆ちゃんに僅差で迫るのが3位の高田凛ちゃんで、ここまでが200票越え。莉那ちゃんに続き、これまたニコプチ進級組が入ってきました。

以下、Aクラスを獲得した広瀬まのかちゃん、注目の新モ深尾あむちゃん、さらには白井杏奈ちゃんと続きます。

いいね!数から

続いては、ニコラ公式インスタにあがっている自己PR動画につけられた、それぞれの「いいね!」の数を比較していきます。

そもそも、模擬投票の結果が熱心なファンの存在&人気そのものを表すのに対し、こちらの数は読者からの注目度&動画の好感度が見えてきます。「あのコが気になる」「動画で見てみたい」「見た結果よかった」

とはいうものの、公式インスタ上の画面では、どこに誰の動画が入っているか分からないわけですが、それは最初だけ。

配置は固定されている上、単純に今月号の誌面にあるクラス分け通りに並んでいるため、すぐに誰の動画がどこにあるか分かるようになっています。ということで、各候補のいいね数は以下の通り。(9日午前1時現在)

動画いいね!数

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並び順の有利不利

さてどうでしょう。もちろん並び順による有利不利は、確実にあります。最初に見たとき、どこに誰の動画が入っているか分からない状態では、多くの人が真っ先に左上から見ていきます。

そのため、全体的に上の段に配置されていればいるほど再生数が多くなり、それに伴っていいね数も多くなる傾向に、逆に下に行けば行くほど再生回数が少なくなり、いいね数も減る傾向にあります。

ただし、中には例外もあります。真ん中や、下の段という不利な位置に配置されているにも関わらず、やけに目立って多くなっているコがそれ。

そして、その例外こそが、読者からの高い注目度&動画の高評価を表すわけで、予想する上でも特に着目すべき点となるのです。

動画いいね!数(配置順)

f:id:GYOPI:20181110031343p:plain

例外は?

では、具体的に誰が例外に当たるのでしょうか? ここで、例外パターンに当たるコについて、いいね数別に名前の背景を色分けし、赤丸で囲んでみました。

ちなみに、2000以上の獲得を赤で、1400から1500を黄色で、その他は緑で塗りました。

すると、ここでも莉那ちゃんが、ただ1人だけ2000超えという圧倒的な数を誇ります。もちろん、すでに書いたように、最も目に留まりやすく再生しやすい左上という位置に配置されたということも理由の1つといえます。

しかし、2番目に手の届きやすい、右側まのかちゃんや、下段藤本林花美愛ちゃんが、わずか半分程度の1100前後にとどまるっている点、明らかに莉那ちゃんの動画が評判になって、多くの人が閲覧し、その結果、自然といいねの数が伸びていると考えられます。

アム&クルミ

また、2位&3位はもっと分かりやすいケース。とにく2位あむちゃんは、Cクラスということで5段目という不利な位置にあるのにも関わらず、1500以上のいいね数となっています。

まさに、莉那ちゃん同様、あむちゃんの「ウクレレ弾き語り」も読者の間で大きな評判になり、そのため注目度が上がり、いいね数もこれほどまでに伸びたわけです。

そしてもう1人。特に目立つのが、最下位D評価のため、最も手の届きにくい位置に配置されている池未来実ちゃん。

ここら辺の位置としては、それぞれ周囲が800から900にとどまる中、未来実ちゃんは1000を超え1165を獲得。明らかに、「未来実ちゃんが見たい」という熱心な”クルミ推し”の読者さんたちを中心に、多くの人から高く評価されているといえます。

両指標を合成

ということで、以上2つの指標を別個に見てきたわけですが、ここからはその2つを合成してグラフを作ってみます。

次のグラフは、模擬投票の結果を緑の折れ線グラフで表し、いいね数をオレンジの棒グラフで表しています。なお、グラフの基本となる数字はこの通りです。

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合成グラフ

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パターン分類

この合成グラフを分析する際、3つのパターンに分類してみます。1「緑が上回るパターン」、2「オレンジが上回るパターン」、3「緑=オレンジ平衡パターン」とします。

1の緑の折れ線が上回っているコは人気先行パターン。熱心はファンがめちゃめちゃ多いものの、全体からの支持や動画の注目度といった面ではやや後れを取るタイプ。

2つ目のオレンジの棒が上回っているのは、注目度タイプ。模擬投票では3人だけ選択ということで、そこからは漏れてしまっているものの、安定して支持される傾向。まんべんなく平均的に多くの読者から好かれているタイプです。

そして3つ目が緑&オレンジが釣り合っているパターン。特に、両指標が高いレベルで拮抗している場合、まさに最強。1推しという熱心なファンが多いうえ、注目度も高いわけで、TNMでも上位が狙えます。

いよいよ予想

と、そんなパターン分類も込みで、いよいよここから順位の予想に入っていきます。

四の五の言う前に、とにかく模擬投票でも、いいね数でも圧倒的な数字となった莉那ちゃんは1位で確定。もう、ハッキリ確定でいいと思います。

2位はというと、これまたパターン3の「バランス型」として、投票3位、いいね2位という凛ちゃん。こちらも相当程度確実なのではないでしょうか。

他方、問題なのが3位争い。新モながら動画が大注目のあむちゃんなのか、投票2位の真帆ちゃんなのか、それとも格付けAのまのかちゃんなのか、動画4位の小林花南ちゃんなのか。

さらにはここに、バランス型の上、なんだかんだいって人気のある杏奈ちゃんと、下位格付けながらひとり健闘する未来実ちゃん。

とまあ以上の6人を、3位から8位の候補グループとし、残る最後の1枠、9位争いはいずれもバランス型である安村真奈ちゃんと濵尾咲綺ちゃんと青井乃乃ちゃんの三つ巴としてみます。

まとめ

ということで、最終結論は以下の通り。3位はやっぱり模擬投票を重視して真帆ちゃん。そもそも真帆ちゃんは動画が苦手な上、披露した特技も中途半端なものであった点、いいね数が伸びないのは仕方のないところです。

4位はあえて杏奈ちゃん。中2で表紙、ハワイ、レピピブックを経験したように、もともと人気は抜群だし、次期エースだし、別の意味で評判となっているメルTVの動画による同情票込みで。

あとは、まのかちゃん、花南ちゃん、未来実ちゃん、そしてあむちゃんの順に。最終9番枠はオーデ出身の2人のうち、模擬投票&動画ともに乃乃ちゃんを上回る咲綺ちゃんを取ってみました。

1位予想 黒坂莉那
2位予想 高田凛
3位予想 林真帆
4位予想 白井杏奈
5位予想 広瀬まのか
6位予想 小林花南
7位予想 池未来実
8位予想 深尾あむ
9位予想 濵尾咲綺